在校生からの声 - Message from Graduates

ハードな勉強を先輩や仲間に支えられながらこなし、
ときには気分転換も楽しむ在学生のスクールライフを教えてもらいました。

~ 1年次 ~
同じ目標を持つ友達に出会えた
神垣 綾香

私がこの学校を選んだ理由は、設備が整えられた模擬病棟があり、現場をイメージしながら学習できそうだと思ったからです。入学したばかりのころは不安がありましたが、学校行事やグループワークを通して友達との絆が深まり、学校生活が楽しくなりました。先輩や先生方がやさしく声をかけてくださるのもありがたいです。
今は、授業で習った専門的な知識や用語を覚えることに苦戦しています。同じ目標を持つ友達と支え合いながら勉強を進める中で、少しずつ自身がついてきたところです。患者さん一人一人に寄り添える看護師になるために、今できることを丁寧に取り組んでいきたいです。

みんなを笑顔に出来る看護師に
前川 幸人

オープンキャンパスに行ったときに、明るく活気のある雰囲気に惹かれてこの学校を選びました。実際に入学して見て、先輩や先生方がとても協力的だと感じました。全員が看護師になるという共通の目標を持っているので、みんなでがんばろうという団結力があるのも良いところだと思います。
宣誓はいつも「誰一人欠けることなく看護師試験に合格しよう」と言ってくれます。厳しく指導されることもありますが、私たちを本気で応援しているからこそだと思うので、期待に応えられるようにがんばります。大変なことも前向きに取り組んで、将来は周りの人を笑顔にできる看護師になりたい。

 ~ 2年次 ~
励まし合いながらがんばりたい
構 愛楽

最新の設備がそろっており、実際の現場に近い環境で学べることに魅力を感じて入学しました。授業は専門的な内容ばかりで難しいですが、クラスの仲間たちと励まし合ってがんばっています。スポーツ大会や文化祭などの学校行事も充実していて、楽しみながらチームで協力する力を身につけることができるのもこの学校ならではです。
2年次からは実技が増えて、学習の内容もさらに専門性が高まっていきますが、先生方に支えてもらいながら日々の実習や授業に励んでいきたいです。個別性のある看護を提供できる看護師になれるように、夢に向かって歩んでいきます。

困ったときにすぐ相談できる環境
奥村 しづく

 実習で地元のさまざまな病院に行くことができ、就職の幅が広がると思ったのでこの学校を選びました。授業のスピードが速いので、自主学習の時間を設けて復習することを習慣化しています。勉強は大変ですが、学校行事で楽しい思い出をたくさんつくれるので、授業や実習もという気持ちになれます。
この学校の魅力は先生との距離が近いこと。どの先生も話しやすい雰囲気で、困ったことがあったらすぐに相談できるので安心です。クラスメイトとのコミュニケーションが必要な場面もあるので、日々協力してがんばっています。これからも理想の看護師を目指して精進していきます。

 ~ 3年次 ~
仲間と「全員合格」を目指して
池田 愛菜

 3年次に入って、実習に加えて国家試験の勉強と就職活動も始まり、忙しさから不安を感じていました。そんな時に先生方が学習計画を一緒に立ててくださり、就職のアドバイスも丁寧にしてくださったおかげで、今は安心して前に進むことができています。
授業や実習は大変なことも多いけど、クラスメイトのおかげで乗り越えられています。わからないところを教え合ったり、実習で感じたことを共有したりすることで、日々の成長を実感しながらお互いを高め合える関係になりました。看護師国家試験の全員合格を目指して、仲間とともに最後まで切磋琢磨していきたいです。

夢に向かって努力を続けたい
山口 怜奈

 看護を学ぶための環境が整っていて、実習に行っても安心して臨めると感じたことが入学の決め手でした。実習ではこれまで学んだことを生かして、かんじゃさんと真剣に向き合うことができたと思います。
3年次になり、就職活動と国家試験に向けての勉強が本格的にスタート。正直な所不安があったのですが、先生や先輩方のサポートのおかげで自身を持って取り組めています。学生生活を通して、仲間と協力して壁を乗り越える中で「やっぱりこの道を選んで良かった」と心から感じる瞬間がたくさんありました。笑顔で卒業できるように最後まで努力を続けていきたいです。

卒業生からの声 - Message from Graduates

 昨年卒業し、看護師として活躍している先輩たちに、今の心境について語ってもらいました。

■ どんな仕事をしていますか

髙田 回復期リハビリテーション病棟で、ベッド周りの環境整備やコール対応などを主に担当しています。患者さん一人一人に合わせたリハビリメニューの作成にも携われるのでやりがいを感じています。
安木 内科と整形外科の混合病棟に入職しました。患者さんの体の清潔を保つための保清ケアや点滴を行っています。ご自宅や施設への復帰を支援する地域包括ケア病床があり、退院後の生活や療養の仕方について検討するのも業務の一つです。
小林 内科の総合病棟とHCU(高度治療室)で、介護福祉士や看護助手の方と一緒に患者さんの入院生活をサポートしています。シーツ交換や食事の介助などでは、実習で学んだことを思い出しながら日々励んでいます。
苦木 精神科の慢性期病棟勤務です。患者さんの一日の症状の変化をチェックし、必要に応じて採血や点滴、薬物調整をするのが主な仕事です。症状が引き起こされる原因を見極めるために、日頃から患者さんのことをよく観察するように意識しています。
村岡 重症度の高い患者さんを受け入れる病院を希望し、学生の頃から憧れていたオペ室の看護師として働いています。手術を安全に行うために、まずは正しい手洗いの仕方や物品の衛生管理といった基礎的な知識を身につけているところです。

■ 実際、仕事に携わっていかがですか

髙田 リハビリを進める中で理学療法士や言語聴覚士の方と協力する場面が多く、授業で習った多職種連携についての知識を生かして取り組んでいます。患者さんと各専門スタッフの仲介役として、必要な情報を共有しながら進めていくことが大切だと改めて学びました。
安木 そうですね。私は患者さんの情報収集を行う上で、学校で教わった「身体的・精神的・社会的」の3つの観点を意識しています。症状や検査結果だけでなく、患者さんの家庭環境や退院後の生活を支える社会資源にも目を向けられるようになりたいです。
小林 実習のときは指導者の方にサポートしてもらっていましたが、今は一つ一つのケアや処置に責任が伴うので緊張します。自信をもって対応できるように、まずは毎朝のバイタル測定や点滴などの日常的な業務を丁寧にこなしていきたいですね。
苦木 私の所属する病棟には重度の症状を持つ患者さんがいらっしゃるので、予想もつかないような状況に直面することが多々あります。先輩方が状況に応じて適切なケアを行う様子を近くで見ることができる学びの多い環境です。
村岡 私も初めてオペ室に入ったとき、医師や看護師の皆さんがテキパキと手術を進める姿を見て圧倒されました。希望すれば手術に立ち会えるので、積極的に見学して先輩方の動きをよく観察しています。

■ 今後の目標を教えてください。

村岡 今後は手術の準備や物品の受け渡しといった実際の業務に関わっていくことになります。今のうちに手術の流れや術式をしっかり覚えて経験を積んでいきたいです。
髙田 日々のケアの中で患者さんの得意なことや個性を見出して、看護とリハビリに生かしたいです。ベッド周りの様子や普段の過ごし方にも人柄が表れるので、その人らしさを大切にしていきたいですね。
小林 私も患者さんの個別性に合った看護を提供することが目標です。そのためには正しい知識や技術が必要不可欠。今は先輩や多職種のスタッフの方の業務をよく見てしっかり学びたいと思います。
苦木 一人一人に合った提案ができるように、空いた時間に病室を訪問して患者さんと接する機会をつくるようにしています。今後は看護だけでなく薬物についての知識も身につけたいです。
安木 私は患者さんに安心してもらえるような看護師を目指しています。例えば体温を測るときに、ただ事務的にこなすよりも「今日の調子はどうですか?」と手を握ってやさしく声をかけたほうが信頼につながるはず。だからこそ、ちょっとした気配りやふれあいを大切にしていきたいです。

姫路市医師会