在校生からの声 - Message from Graduates

~ 1年次 ~

村岡さん(左)と後藤さん(右)

タタタ

 

後藤 入学するまでは、夢である看護師になれるという期待と、新しい環境についていけるのかという不安の両方がありました。でも、学校が始まるとすぐに友達ができ、優しい先生や頼もしい先輩がいてとても安心しました。新型コロナウイルスの影響で制限が多い中でも、内容変更して行事が行われたので、たくさんの人とコミュニケーションをとることができました。

村岡 そうですね。どの先輩も優しく、いろんな話をしてくれたり相談に乗ってくれたりして、1人で不安になることもなく学校生活を送れています。

後藤 これからは理想の看護師になる夢を実現するために、予習復習は習慣化し、ボランティアや委員会、グループワークに積極的に参加していきたいです。同じ夢に向かって頑張る仲間と切磋琢磨しながら頑張りたいですね。村岡さんは、どうですか。

村岡 看護師になるのは大変だと分かっていましたが、いざ勉強を始めると本当に大変だし、難しいです。ですから入学後から毎日復習をするように心掛けています。これから、ますます内容が難しくなるので不安ですが「毎日しっかりと学習していれば大丈夫」と励ましてもらったので、まずは知識を身に付けることに集中し、夢に向かって一歩一歩しっかり進んでいきたいです。

 

 ~ 2年次 ~

田中さん(左)と安保さん(右)

ヌヌヌ

安保 入学して1年が経ち、学校生活にも慣れてきました。2年次では1年次に習った基礎分野を活用した専門分野を学んでいます。基礎分野を忘れてしまっていたりするので、日々振り返ることを心掛け、新しい知識をより分かりやすく学べるように工夫しています。技術面でも。1年次よりも専門的なことを学ぶので難しいですが、クラスの仲間と質問し合いながら学びを深めています。田中さんは、どうですが。

田中 私は自己学習の時間を使って、授業で習った内容と関連のあることをプラスして勉強しています。学校の図書室には教科書に載っていない専門知識の詰まった参考文献がたくさんあり、学ぶほど知識が身につくので、よく利用しています。そのほか実習などの際は、患者さんがどんな看護を求めているか、今自分に出来る看護はどのぐらいなのか時間をかけて考え、勉強しています。計画を立てて行動に移すことを常に心掛けていますね。

安保 2年目を迎えて、クラスの団結力がすごくて。日々の学校生活や行事でもみんなで助け合いながら一眼となって頑張っています。

田中 そうですね。私のクラスは社会人経験のある年の離れた同級生もいて、いつも刺激をもらっています。お互いを高め合える友達がいるから、自分の強みは何かを考えて学校生活が送れるのだと思いますね。

安保 確かに! 2年次も仲間とともに頑張っていきましょう。

  

 ~ 3年次 ~

高山さん(左)と藤井さん(右)

 1212

高山 3年次は最終目標である国家試験の勉強もありますが、実習がメインになります。先生、同じ夢を持つ仲間、お互いに高め合えるクラスメイトと充実した環境の中で勉学に勤しむことができています。藤井さんは、どうですか。

藤井 私は2年間で学んだ知識と技術を活用する事や、実習を通した患者さんとの関わり方を活かして国家試験合格を目標に日々過ごしています。実習では、患者さんのために考えた看護計画を実際行ってみると途中で順番を間違えたり、リハビリ時間と被って実施できなかったり思うようにいかないことが多々あります。でも、同じ目標を持つ友人と励まし合い、切磋琢磨しながら乗り越えています。

高山 そうですね。私も人の気持ちが分かり、周りから信頼される看護師を目指し、日々、看護について学んでいます。今、着実に一歩一歩、夢に近づいていると実感しています。学校では専門知識や看護技術だけでなく、看護師に必要な社会性や人間性を身につけることができました。

藤井 最後は、皆で国家試験に合格できるように過去問題の解き直しや、分からない言葉の意味を調べるなど、今できることを一生懸命やり、笑顔で卒業できるように頑張りましょう。 

 

 

卒業生からの声 - Message from Graduates

 昨年卒業し、巣立っていった先輩たちに、看護師という仕事について聞きました。  

1.どんな仕事をしていますか

2.実際、看護師の仕事に携わっていかがですか

3.今後の目標を教えてください

 
姫路北病院 新谷さん 
3

1.急性期精神病の患者さんを担当しています。入院の受入手続き、ご家族への治療計画の説明、点滴、採血、食事介助、排せつ介助などを行っています。

2.実習と違い長い時間、患者さんを看るので疾患や病態だけでなく、患者さん自身の人間性を深く知る機会が増えました。精神科なので、患者さんの気持ちや心について考えなければなりません。難しいと感じますが、心がふさぎがちで動けなかった患者さんが自分の声掛けで動けるようになったときは、やりがいを感じます。

3.患者さんに信頼してもらえることも大切ですが、いずれは一緒に働く看護師に頼られる存在になりたいです。今はまだ経験豊富な先輩たちにかないませんが、頼りにしてもらえるよう、傾聴を大切に、コミュニケーション能力を高め、知識と技術を磨いています。

 

城陽江尻病院 岡田さん
4

1.内科、外科、がん化学療法、整形外科、泌尿器科、整形外科、腹膜透析(PD)を診る病棟で様々な看護を提供しています。

2.今は先輩の指導のもと、バイタル測定、褥瘡処置、吸引や吸入、膀胱洗浄、経鼻栄養や胃婁の管理を行っています。コロナの影響で校内実習が多く、技術面に不安がありました。ですから、分からないことは放置せず、その都度、先輩に確認しています。実習のときとは違い、患者さんの処置は緊張しますし、責任の重さも感じます。けれど、患者さんから「ありがとう」と声を掛けられると頑張ろうと思えます

3.今はまだ、先輩の見守りの中で処置していますが、知識を増やし、安全に自分で看護できるようになるのが目標です。患者さんによって行うケアは多種多様です。患者さんが安心して必要な看護を受けられるよう励んでいきます。

 

入江病院 増田さん
5

1.手術室の清掃をはじめ、機械や物品の準備を行っています。また、手術時の患者さんの確認や案内、術中の物品管理を担当しています。

2.1ヶ月間に、約40件の手術に立ち会いました。手術中は物品管理が主な仕事なので、物品の置き場所を頭に入れ、術中の指示を一度で聞けるように集中し、素早く手渡せるよう心掛けています。また、手術の手順や使用する機会をメモしながら勉強しています。一番大切なことは患者さんの安全です。手術時間を少しでも短縮できるように日々、励んでいます。

3.手術が安全に行えるよう、指示どおり素早く動けるようになるのが今の目標です。また、先輩のように手術の手順や処置、機械の種類を覚え、責任をもって執刀医に機械出しができるオペ看護師を目指しています。

 

姫路聖マリア病院 後藤さん 
7

1.非常に重い運動障害と知的発達障害を併せ持つ方を対象にした病棟に勤務しています。吸引、おむつ交換、陰部洗浄、導尿、体位変換、人工呼吸器管理など、先輩について一日の看護の流れや技術を学んでいます。

2.重度心身障害者の方は、自分で意志を伝えることが難しい方も多くいらっしゃいます。それでも指先、足先で反応してくれたり、表情で返してくれたりする姿を見て、その方の特徴を知ることが看護するうえで大切だと知りました。

3.ルルド館には、支援学校もあります。利用者の方にとっては生活の場ですから、安心して過ごせる看護の提供が大切だと感じています。そのためにも、痛みなどを訴える手段の少ない利用者さんの、ちょっとした変化にも気づけるようになりたいです。


姫路市医師会